2010年09月20日
ゴルゴ「…襲撃の手段や規模などから見るとターゲットはレベル5の超能力者の『御坂美琴』といったところか。」
依頼人「学園都市第7学区の研究所で行われている研究をあるテロリストから守って欲しい。」
???「…あるテロリストとは?」
依頼人「何者かもわからんが、一切の痕跡を残さずこれまで19ヶ所の関連施設が再起不能な被害を受けた。」
???「………」
依頼人「恐らくテロリストは、今日にも残存した2つの研究所を襲撃する可能性が…」
???「犯人の目星はついているんじゃないのか…?」
依頼人「……!」
???「強固なセキュリティで守られた研究所で痕跡を残さなかった…つまり襲撃はそういった"能力"によるものということだろう。」
依頼人「ふふ…やはり君には隠し事はできないのだな…」
???「………」
依頼人「その通りだ。これまでの襲撃は最後の3施設を除いてすべてネットワークを通じた破壊工作。つまり電気使い(エレクトロマスター)によるものだ。」
???「…襲撃の手段や規模などから見るとターゲットはレベル5の超能力者の『御坂美琴』といったところか。」
依頼人「そ、そこまで把握されているとは…!」
???「…これまでに襲撃された施設はすべて遺伝子や生態研究に関する施設…つまり……」
依頼人「そうだ…君ならもうわかると思うが、それらはすべて彼女のクローンを用いた実験のための研究施設群、つまり彼女は自分の生態クローンの使用を止めるために我々を襲撃している。」
???「………」
依頼人「だが我々は、もはや研究の歩みを止めることはできん!レベル6…絶対能力者を必ず生み出さねばならぬ!どうか力を貸して欲しい!!」
???「わかった。引き受けよう。」
(つづく…?)